何かと慌ただしい平日の食事づくり。冷蔵庫にぱっとすぐに出せる常備菜があれば、助かりますよね。そこで今回は、週末にまとめて作り置きできる、常備菜のレシピをご紹介します。切り干し大根の煮物や定番のきんぴらのほか、キャベツのペペロン炒めなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
週末はまとめて作り置き!平日の献立にも悩まない“常備菜”レシピ5選

1.常備菜に 塩麹で切干し大根の煮物
ほっこりとおいしい、切り干し大根の煮物のレシピです。塩麹を使うことで甘みと旨味が加わり、甘みを加えないシンプルな味つけでも、奥行きのある味わいに仕上がります。弱火でじっくりと煮た玉ねぎの甘みも、味のポイントになりますよ。ご家庭によくある材料でとても簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 切り干し大根・・・40g
- 玉ねぎ・・・1/2個
- にんじん・・・1/3本
- 油揚げ・・・1枚
- (A)水・・・400ml
- (A)しょうゆ・・・大さじ1.5
- (A)塩麹・・・小さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/2
作り方
準備.切り干し大根はパッケージの表記に従って戻し、水気を絞っておきます。 油揚げは熱湯をかけて油抜きをしておきます。
1.玉ねぎは薄切りにします。にんじんは皮をむき、千切りにします。
2.油揚げは短冊切りにします。
3.鍋に切り干し大根を入れ、1と2を順に重ねます。
4.(A)を加え、蓋をして中火で熱し、沸騰したら弱火にして10分ほど煮ます。
5.切り干し大根が柔らかくなったら蓋を外し、中火で混ぜながら煮詰めます。
6.汁気が飛んだら火から下ろし、器に盛り付けて完成です。
2.常備菜に キャベツのペペロン風炒め
ニンニクの風味が食欲をそそる、キャベツのペペロン風炒めをご紹介します。ピリッと辛い鷹の爪と黒こしょうがキャベツの甘みを引き立て、箸が止まらないおいしさですよ。少ない材料とおうちにある調味料でぱぱっと作れるのも、うれしいポイント。お酒のお供にぴったりの味わいなので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- キャベツ・・・150g
- ニンニク・・・1片
- 鷹の爪輪切り・・・小さじ1/2
- (A)塩・・・ふたつまみ
- (A)黒こしょう・・・ひとつまみ
- オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
1.キャベツはざく切りにします。
2.ニンニクはみじん切りにします。
3.中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、2、鷹の爪輪切りを入れ、香りが立つまで炒めます。
4.1を入れ、キャベツに火が通るまで中火で炒めたら、(A)で味を調え、火から下ろします。
5.器に盛り付けて完成です。
3.常備菜に こんにゃくのピリ辛炒め
プリプリとした食感がたまらない、こんにゃくのピリ辛炒めはいかがでしょうか。いりごまとごま油の香ばしさもアクセントになり、クセになる味わい。ポイントは、こんにゃくに格子状に切り込みを入れることと、しっかりと炒めて水分を飛ばすこと。こんにゃくに味が染み込み、おいしく仕上がりますよ。
材料(2人前)
- こんにゃく (250g) ・・・1枚
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)白だし・・・小さじ1
- (A)白いりごま・・・小さじ1
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.こんにゃくはパッケージの表記通りにアク抜きをしておきます。
1.こんにゃくは両面に5mm幅の格子状に切りこみを入れ、1.5cm角に切ります。
2.強火で熱したフライパンにごま油をひき、1を入れ、焼き色がつくまで炒めます。
3.(A)を入れて汁気がなくなるまで中火で炒めたら火から下ろし、器に盛り付けてできあがりです。
4.常備菜に ごま香るごぼうとにんじんのきんぴら
常備菜の定番、ごぼうとにんじんのきんぴらにひと工夫!すりごまをたっぷりと加えて、風味豊かに仕上げました。砂糖を加えずに、甘みの調味料はみりんを使うことで、素材の旨味が味わえるあっさりとした味わいに。ごはんのおかずにはもちろん、お酒にもよく合うので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- ごぼう・・・200g
- 水 (さらす用) ・・・適量
- にんじん・・・70g
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)白すりごま・・・大さじ1
- (A)塩・・・ふたつまみ
- 鷹の爪輪切り・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.ごぼうは皮をこそげ落としておきます。にんじんは皮をむいておきます。
1.ごぼうは細切りにし、水に5分ほどさらします。
2.にんじんは細切りにします。
3.フライパンにごま油、鷹の爪輪切りを入れて弱火で熱し、油がなじんだら強火にし水気を切った1、2を入れます。
4.にんじんがしんなりしたら、(A)を入れて強火のまま汁気がなくなるまで炒めます。火から下ろし、器に盛り付けて出来上がりです。
5.万能おかず なすの味噌バター
バターの風味がたまらない!なすの味噌バターを作ってみませんか。ナスをバターで焼いて甘いみそで味つけし、仕上げにさらにバターを追加することで、コクのある一品に仕上がります。とろりとしたナスにタレがしっかりと絡み、ごはんがすすみますよ。ナスがおいしくなるこれからの季節におすすめです。
材料(2人前)
- ナス (計200g) ・・・2本
- (A)みそ・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- 有塩バター (焼く用) ・・・20g
- 有塩バター (仕上げ用) ・・・5g
作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、縞模様になるようにピーラーで皮をむき、1cm幅の輪切りにします。
2.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンに焼く用の有塩バターを入れて中火で熱し、1を入れます。
4.両面に焼き色がついたら2を加え弱火で炒めます。汁気がなくなったら火を止め、仕上げ用の有塩バターを加え、混ぜ合わせます。
5.器に盛りつけたら完成です。
頼れる常備菜で、平日はらくらく献立作り
いかがでしたか。常備菜にぴったりのおかずレシピをご紹介しました。週末にちょっとしたおかずを多めに作っておけば、平日は悩むことなく食卓を整えることができます。今回ご紹介したレシピは、どれも少ない材料で簡単に作れるものばかり。ぜひ参考にしていただき、食事づくりにお役立てくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。