寒くなるこれからの季節に出番が多くなる「鍋」。家族や友人と鍋を囲めば、心も身体もポカポカと温まり、会話も弾みますよね。
「寒い季節はやっぱりお鍋!」みんなで囲みたい”定番鍋レシピ”5選

そこで今回は寒い季節にぴったりの定番鍋レシピをご紹介します。おうちでも簡単に作れるもつ鍋や、ごちそうの定番すき焼きなど幅広く集めました。具だくさんでみんなが大満足できる鍋レシピをぜひチェックしてみてくださいね。
1.スープも一緒に頂く つくね入り水炊き
すりおろし生姜を効かせたつくね入りの水炊きです。鶏がらスープの素を使って味付けしているので、スープまでおいしくお召し上がりいただけますよ。鶏もも肉やつくねから旨みがたっぷり溶け出していて、野菜もたくさん食べることができます。身体がポカポカ温まる、やさしい味わいの一品です。スープをごはんにかけてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
-----つくね-----
- 鶏ひき肉・・・200g
- 長ねぎ・・・40g
- 片栗粉・・・大さじ1
- しょうゆ・・・小さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- キャベツ・・・300g
- 長ねぎ・・・1本
- えのき・・・100g
- にんじん・・・70g
- 水菜・・・50g
-----スープ-----
- 水・・・800ml
- 料理酒・・・50ml
- 鶏ガラスープの素・・・大さじ2
- 塩・・・小さじ1/4
- ポン酢・・・60ml
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.にんじんは皮を剥いておきます。長ねぎは根元を切り落としておきます。
1.つくね用の長ねぎは、みじん切りにします。
2.キャベツは一口大に切ります。長ねぎは1.5cm幅の斜め切りにします。
3.にんじんは短冊切りにします。えのきは石づきを切り落とし、手でほぐします。
4.水菜は根元を切り落とし、5cm幅に切ります。
5.鶏もも肉は一口大に切ります。
6.ボウルに1、残りのつくねの材料を入れ、粘りが出るまで手でよくこねます。
7.土鍋にスープの材料、5を入れ、強火にかけます。
8.6をスプーンですり合わせながら入れ、強火でひと煮立ちさせます。つくねが浮き、中火で10分程つくねと鶏もも肉に火が通るまで煮込みます。アクがでてきたらアクを取り除きます。
9.2、3を入れ、蓋をして中火で5分程煮込みます。
10.4を入れ、蓋をして中火で加熱し、水菜がしんなりしたら火から下ろし、ポン酢、小ねぎを入れた器に盛り付けて出来上がりです。
2.おうちで簡単ぷりぷりもつ鍋
お店で食べるようなぷりぷりのもつ鍋がおうちで簡単に作れます!下処理に手間がかかるイメージのあるもつですが、小麦粉を馴染ませて洗い流し、軽くボイルするだけと実は意外と簡単なんです。オイスターソースと味噌のコクが効いた出汁に、もつの旨みが溶け込んでやみつきになるおいしさ!ニンニクの香りと鷹の爪のピリッとした辛味がアクセントになっていて絶品ですよ。ぜひ、作ってみてくださいね。
材料(4人前)
- 豚もつ・・・400g
-----下処理用-----
- 薄力粉 (まぶす用)・・・大さじ4
- 水・・・適量
- お湯・・・適量
- キャベツ・・・1/2個
- ニラ・・・60g
- もやし (200g)・・・1袋
- ニンニク・・・1片
- 鷹の爪輪切り・・・小さじ1
-----スープ-----
- 水・・・1000ml
- 鶏ガラスープの素・・・大さじ2
- しょうゆ・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ2
- オイスターソース・・・小さじ2
- みそ・・・大さじ1
作り方
1.キャベツは芯を除き、ざく切りにします。
2.ニラは4cm幅に切ります。
3.ニンニクは芯を取り薄切りにします。
4.豚モツに薄力粉をまぶし、全体になじんだら流水で洗います。
5.鍋にお湯を沸騰させ、4を入れて1分ほどゆで、完全に火が通る前にザルに取り出します。
6.鍋にみそ以外のスープの材料を入れて中火で加熱し、煮立ったらみそを溶き入れます。
7.1、もやし、5の順にのせ、蓋をして中火で10分ほど煮ます。
8.全体に火が通ってきたら蓋を外し、2を並べ、3と鷹の爪の輪切りを散らして完成です。
3.あったかシンプル 常夜鍋
毎日食べても飽きないことが名前の由来と言われている常夜鍋のご紹介です。食材を昆布出汁と料理酒で煮るだけととてもシンプルですが、やさしい味わいで素材本来のおいしさをお楽しみいただけます。さっぱりとしたポン酢につけてお召し上がりください。餅やうどんなどを加えてアレンジしてもおいしくお作りいただけますので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・200g
- ほうれん草・・・200g
- お湯 (ゆで用)・・・1500ml
- 塩 (ゆで用)・・・小さじ1.5
- 絹ごし豆腐・・・200g
- しいたけ・・・2個
- 油揚げ・・・1枚
- ①水・・・1000ml
- ①昆布・・・5g
- 料理酒・・・100ml
- ポン酢・・・大さじ4
作り方
1.ほうれん草は根元に十字に切り込みを入れます。
2.しいたけは軸を切り落とし、4等分に切ります。
3.油揚げは2cm幅に切ります。絹ごし豆腐は4等分に切ります。
4.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
5.お湯を沸かした鍋に塩を入れて、1を1分ほどゆでます。お湯を切って流水にさらし、水気を絞り、根元を切り落として5cm幅に切ります。
6.土鍋に①を入れ弱火で熱し、沸騰直前に昆布を取り出します。料理酒、4を入れ中火でアクを取りながら豚バラ肉の色が変わるまで煮ます。
7.2、3を入れ弱火でひと煮立ちさせたら、5を入れさっと中火で煮たら完成です。ポン酢をつけてお召し上がりください。
4.ごちそうの定番 簡単すき焼き
甘辛い割下で煮込んだ牛肉が絶品!ごちそうの定番、すき焼きはいかがですか。ちょうどいい甘さの割下で煮込んだ牛肉と野菜を卵に絡めていただけば至福のひとときを味わえますよ。少し豪華な食卓にしたい時におすすめの一品です。このレシピの割り下の分量はとても覚えやすいので、すき焼きの割り下を作ったことがない方はぜひ試してみてくださいね。
材料(2人前)
- 牛肩ロース (薄切り)・・・200g
- 春菊・・・150g
- しいたけ・・・2個
- 長ねぎ・・・1本
- 焼き豆腐・・・150g
- しらたき・・・150g
-----割り下-----
- 料理酒・・・100ml
- みりん・・・100ml
- しょうゆ・・・100ml
- ざらめ・・・20g
- 牛脂・・・10g
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・2個分
作り方
準備.しらたきは水気を切っておきます。
1.春菊は根元を切り落とし、5cm幅に切ります。しいたけは軸を切り落とし、カサに切り込みを入れます。
2.長ねぎは根元を切り落とし、1cm幅の斜め切りにします。
3.焼き豆腐は一口大に切ります。しらたきは長さ10cmに切ります。
4.鍋を中火に熱し、牛脂を入れて溶かし、2を入れて焼き色が付いたら牛肩ロースを入れて焼きます。
5.牛肩ロースの色が変わってきたら割り下の材料を全て入れ、弱火にします。
6.ざらめが溶けたら1、3を入れて15分程煮込み、全体に火が通ったら火から下ろします。
7.溶き卵を添えて完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。
5.野菜たっぷり あったか寄せ鍋
鍋の定番といえばこれは外せません!さまざまな食材を楽しめる人気の寄せ鍋です。和風出汁の効いたしょうゆベースのスープは、どんな食材とも相性のいい飽きのこない味わい。鶏もも肉と豚バラ肉、さらに野菜の旨みも溶け出したスープはコク深く、絶品ですよ!シメはうどんを入れたり、ごはんを加えて雑炊にしてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・150g
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・150g
- 白菜・・・300g
- 春菊・・・60g
- 長ねぎ・・・1本
- しいたけ・・・2個
- 絹ごし豆腐・・・100g
- ①水・・・1000ml
- ①料理酒・・・大さじ3
- ①しょうゆ・・・大さじ2
- ①みりん・・・大さじ2
- ①顆粒和風だし・・・大さじ1
- ①塩・・・小さじ1
作り方
準備.しいたけは軸を切り落としておきます。 長ねぎは根元と青い部分を切り落としておきます。
1.白菜はざく切りにし、白い部分と緑の部分を分けます。
2.春菊は5cm幅に切ります。長ねぎは1cm幅の斜め切りにします。しいたけは表面に米字に切り込みを入れます。絹ごし豆腐は6等分に切ります。
3.鶏もも肉は一口大に切ります。
4.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
5.土鍋に①を入れ中火で沸かし、沸騰してきたら3を入れ色が変わるまで弱火で煮ます。
6.1の白い部分、4を入れ弱火で10分程、白菜がやわらかくなるまで煮ます。アクが出たら都度取り除きます。
7.1の緑の部分、2を入れ、蓋をして弱火で5分程煮ます。全体に火が通ったら完成です。
終わりに
いかがでしたか。寒い季節に嬉しい、体がポカポカ温まる定番鍋のレシピをご紹介しました。どれもスープを作ったらあとは準備した食材を加えて煮込むだけと簡単なので、料理初心者の方でも挑戦しやすい鍋ばかりです。手間がかかるイメージがあるもつ鍋や味付けに迷うすき焼きがおうちで簡単に作れるのは嬉しいですよね。この冬はぜひ今回ご紹介したレシピを参考にしていただき、おうちで温かい鍋を囲んで、身体の芯から温まりましょう。